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音楽:『the electricity in your house wants to sing』

お給料にはいっていた一万円の福沢諭吉像に「ちょびひげ」をかいていたことで窃盗犯が逮捕された、なんてニュースを見ると、お天道様は見ているんだな、と安心する。
そんな「ほわっ」とした気分だったのでi Tune のApple Store で衝動買い。
レビューで「きらぴこ★」って書いている人がいたけれど、もう、本当にそのとおり。きらぴこでした。レトロフューチャーな感じで大変心地よいです。

思い出したのは『うる星やつら』。雑誌FRAUの映画特集でラーメンズの片桐仁が『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』を推薦してましたね。知らなかった、監督があの押井守なんだ。。。ラムちゃんと攻殻機動隊ってかぶらないよなぁ。
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
/ 東宝
ISBN : B00006C1W0
スコア選択:

押井守監督作品なんですね。未見なので星はなし。

でも、片桐さんのコメント「きれいなイイお話が好きなんです」は私の映画が好きな理由の一つとかぶるので好感もちました。社会派の惨酷なまなざしも映画を見る一つの理由だけど。ただ、「CGすごいだろ」みたいな映画は苦手だなぁ。この間のキングコングとか。ベースの話はイイのに、どうしても、ただ特殊効果自慢にみえちゃって、つまらなくなってします。この性格直したほうがいいね。
# by doormatdream | 2006-06-08 01:57

Jacques Le Corre ありがとう

合計1000万円の旅が当たるプレゼントキャンペーン開催中!

@100万円の旅に調子にのって申し込んだのには訳がある。勢いがある。
駅で知らない人に話しかけられた、大音響でゴスペル(ゴシックロックではない)を聞いていい気持ちになっていた私は「???」逃げるでもなく、かといって理由がわかるでもなく。

そうしたら、私のもっているJacques Le Correというかばんを取り扱っているお店の方だとおっしゃるではないか。吃驚!びっくり!ビックリ!。

ブランド品を持たない私は、ルイヴィトンとかを購入したことがないのだが、不思議とこのJacquesのかばんはリピートしており、色違い、大きさ違いで5つももっているのだ。
そして、この間「金色の財布」を購入。メタリックなロイヤルブルーの財布も素敵だったけど、なんとなく今の気分は金色だったので。

その方いわく、ちらっと見えたのだという、私が金色の財布をつかっているのを。そしたら、それを販売した女の子(結構キュートな)が、それって、ここで売った!って行ってくれたのだとか。

いやー、東京っておそろしくも、面白いまちだ。こんなことってあるんだ。
なにがうれしいかって分からないけど。面白いなぁ。うれしいなぁ。

といっていたら、「FRAU」の映画特集号を購入したのを忘れそうになった。あぶない。でもこれは明日のお話。熟読してから、この夏の映画計画を立てるべし。
# by doormatdream | 2006-06-06 00:07

i sing, because i am happy!

『歓びを歌にのせて』では、ダニエルが自分を解き放てば「既に存在している音」を発見できる!と力説している。一見、うわー、音楽理論に凝り固まった大先生の言い様だわ、って思うけど、それと、映画の後半で、オーストリアのコンクールに行きたいメンバーが、コンクールのプレッシャーがどうとかこうとかいうダニエルに「なんでオーストリアに行ってはいけないの」と尋ねていることと、違いはないのだな、と思いました。
そう、様はたのしければいいのですよ。もちろんうまい・下手はあるけれど、ベースになっているのは真剣に自分の歌に向き合う姿勢。
それは、賛美歌じゃなくても何でも一緒だと思うんですよ。

で、思い出したのは次の歌。


His Eye Is On The Sparrow
Why should I feel discouraged, why should the shadows come,
Why should my heart be lonely, and long for heaven and home,
When Jesus is my portion? My constant friend is He:
His eye is on the sparrow, and I know He watches me;
His eye is on the sparrow, and I know He watches me.
Chorus
I sing because I'm happy,
I sing because I'm free,
For His eye is on the sparrow,
And I know He watches me.


であったのは『天使にラブソングを』。この中でローリン・ヒルが唄ってるんですが、うまいなぁ。と。しかもバラードで唄ってくれているので日本人でも歌詞が聞き取れちゃう。

どうして、私はこんなにへこんでしまっているのだろう。なんで私のところにだけ悪いことがつづくのだろう(以上意訳)。って言うことに対しては、神様が私を見ていてくださる、雀の上にも神様の目は注がれているのだから。ってことで自分が見捨てられていないことを知るんです。

でも、クリスチャンじゃない私が大好きなのはその次の、私は唄うの、だって、幸せだから。私は唄うの、だって、自由なんだもの。ってところ。

そうそう、うたに理由なんて要らないぜ。

で、これを聞くなら、マヘリア・ジャクソン。あ、それにthe ARC Gospel Choirも。
Gospels, Spirituals & Hymns
Mahalia Jackson / Columbia/Legacy
ISBN : B000009RB9
スコア選択: ※※※※

ホントウはNew Port Jazzの音源が好きです。
The ARC Gospel Choir~Thank You Lord~
ジ・ARC・ゴスペル・クワイア / ワーナーミュージック・ジャパン
ISBN : B00069BN6A
スコア選択: ※※※

この中の名曲「thank you lord」の中に組み込まれています。ドラック厚生施設のクワイアだけあって神様のおかげでi am drug free!って唄うところの重みが違う
# by doormatdream | 2006-06-05 00:49

君は映画館の床に座布団で座ったことがあるか

金曜日、無理やり仕事を切り上げて、タクシーでギンレイホールへ。
そう、『歓びを歌にのせて』が最終日だったのだ。
(公式サイト)

ギンレイホールフライヤーには次のような紹介が。
人気絶頂にあった指揮者ダニエル・クレウスは、過労のため倒れ、一線を退き、スウェーデンの寒村に引っ込んだが、村の聖歌隊の指揮者を頼まれて・・・。人間が生きることと音楽との密なる絆を歌い上げた稀有な感動作!!

スウェーデン映画なんですね。日本っていい国だな、スウェーデンだろうが、なんだろうが、良い映画はちゃんと字幕付きで公開されるんだもの。

この間みた『ある子供』が超弩級にすばらしかったこともあり、こちらは、「人情もの・スウェーデン編」又は「音楽好きにはたまらない映画」という程度にしか期待していなかったんです。
紹介どおりのあらすじだとしたら、まあ、「よくある話」なんだと。
普段クリスチャンじゃないのにゴスペルクワイヤに参加している私としては、「音楽での一体感はいつも体験しているのさっ」って理由のない自負があるから、まあ、まがいものにはだまされないぞ、って思っていたのでした。


そう感じた映画でした。音楽家特有の心の深さ、そして、音楽から離れなくてはいけないのに、結局、映画が始まってすぐに、音楽へのかかわりを自ら求めてしまう、音楽家の「業」の深さ。そしてその「業」が保守的・朗らかな村の人たちの心を解放するきっかけとなっていましたね。

大事なのは、その解放・開放が必ずしも全員の人にとってHAPPYな結果じゃないってこと。そう、自由ってのは怖いことなんだって、病気から・恋しい人が気持ちを受け入れてくれないということから逃げ回りたくなるくらい、恐ろしく「厳しい」ことなんだな、と思いを新たにさせられた。でもそんな厳しさに寄り添って生きていくために「音楽」があるのだと言いたかったのではないだろうか。そうそう、それは、ゴスペルの神様マヘリア・ジャクソンの・・・、っと。これは明日書こう。

それよりもギンレイホールが満員御礼で、はじめて座布団で床に座って映画を見ました。
今日のお客さんもみんな良い人たちで、笑うところはちゃんと笑い、泣くところはちゃんとないてましたね。立錐の余地もない映画館でみんなで笑っていると、『ニューシネマパラダイス』の場面を思い出してしまった。映画黄金期、村にある映画館には黒山の人だかりで、西部劇であれば、子供はネイティブアメリカンのまねをしたりして、黙って映画を鑑賞するなんて感じじゃない。でも今よりも多くの人が映画をこよなく愛してる。このあいだのギンレイホールはそんな感じでしたね。いいね。
# by doormatdream | 2006-06-04 02:58 | 映画

君は映画館の床に座布団で座ったことがあるか

金曜日、無理やり仕事を切り上げて、タクシーでギンレイホールへ。
そう、『歓びを歌にのせて』が最終日だったのだ。
(公式サイト)

ギンレイホールフライヤーには次のような紹介が。
人気絶頂にあった指揮者ダニエル・クレウスは、過労のため倒れ、一線を退き、スウェーデンの寒村に引っ込んだが、村の聖歌隊の指揮者を頼まれて・・・。人間が生きることと音楽との密なる絆を歌い上げた稀有な感動作!!

スウェーデン映画なんですね。日本っていい国だな、スウェーデンだろうが、なんだろうが、良い映画はちゃんと字幕付きで公開されるんだもの。

この間みた『ある子供』が超弩級にすばらしかったこともあり、こちらは、「人情もの・スウェーデン編」又は「音楽好きにはたまらない映画」という程度にしか期待していなかったんです。
紹介どおりのあらすじだとしたら、まあ、「よくある話」なんだと。
普段クリスチャンじゃないのにゴスペルクワイヤに参加している私としては、「音楽での一体感はいつも体験しているのさっ」って理由のない自負があるから、まあ、まがいものにはだまされないぞ、って思っていたのでした。


そう感じた映画でした。音楽家特有の心の深さ、そして、音楽から離れなくてはいけないのに、結局、映画が始まってすぐに、音楽へのかかわりを自ら求めてしまう、音楽家の「業」の深さ。そしてその「業」が保守的・朗らかな村の人たちの心を解放するきっかけとなっていましたね。

大事なのは、その解放・開放が必ずしも全員の人にとってHAPPYな結果じゃないってこと。そう、自由ってのは怖いことなんだって、病気から・恋しい人が気持ちを受け入れてくれないということから逃げ回りたくなるくらい、恐ろしく「厳しい」ことなんだな、と思いを新たにさせられた。でもそんな厳しさに寄り添って生きていくために「音楽」があるのだと言いたかったのではないだろうか。そうそう、それは、ゴスペルの神様マヘリア・ジャクソンの・・・、っと。これは明日書こう。

それよりもギンレイホールが満員御礼で、はじめて座布団で床に座って映画を見ました。
今日のお客さんもみんな良い人たちで、笑うところはちゃんと笑い、泣くところはちゃんとないてましたね。立錐の余地もない映画館でみんなで笑っていると、『ニューシネマパラダイス』の場面を思い出してしまった。映画黄金期、村にある映画館には黒山の人だかりで、西部劇であれば、子供はネイティブアメリカンのまねをしたりして、黙って映画を鑑賞するなんて感じじゃない。でも今よりも多くの人が映画をこよなく愛してる。このあいだのギンレイホールはそんな感じでしたね。いいね。
# by doormatdream | 2006-06-04 02:58 | 映画