『歓びを歌にのせて』では、ダニエルが自分を解き放てば「既に存在している音」を発見できる!と力説している。一見、うわー、音楽理論に凝り固まった大先生の言い様だわ、って思うけど、それと、映画の後半で、オーストリアのコンクールに行きたいメンバーが、コンクールのプレッシャーがどうとかこうとかいうダニエルに「なんでオーストリアに行ってはいけないの」と尋ねていることと、違いはないのだな、と思いました。
そう、様はたのしければいいのですよ。もちろんうまい・下手はあるけれど、ベースになっているのは真剣に自分の歌に向き合う姿勢。 それは、賛美歌じゃなくても何でも一緒だと思うんですよ。 で、思い出したのは次の歌。 His Eye Is On The Sparrow であったのは『天使にラブソングを』。この中でローリン・ヒルが唄ってるんですが、うまいなぁ。と。しかもバラードで唄ってくれているので日本人でも歌詞が聞き取れちゃう。 どうして、私はこんなにへこんでしまっているのだろう。なんで私のところにだけ悪いことがつづくのだろう(以上意訳)。って言うことに対しては、神様が私を見ていてくださる、雀の上にも神様の目は注がれているのだから。ってことで自分が見捨てられていないことを知るんです。 でも、クリスチャンじゃない私が大好きなのはその次の、私は唄うの、だって、幸せだから。私は唄うの、だって、自由なんだもの。ってところ。 そうそう、うたに理由なんて要らないぜ。 で、これを聞くなら、マヘリア・ジャクソン。あ、それにthe ARC Gospel Choirも。 Gospels, Spirituals & Hymns Mahalia Jackson / Columbia/Legacy ISBN : B000009RB9 スコア選択: ※※※※ ホントウはNew Port Jazzの音源が好きです。 The ARC Gospel Choir~Thank You Lord~ ジ・ARC・ゴスペル・クワイア / ワーナーミュージック・ジャパン ISBN : B00069BN6A スコア選択: ※※※ この中の名曲「thank you lord」の中に組み込まれています。ドラック厚生施設のクワイアだけあって神様のおかげでi am drug free!って唄うところの重みが違う
by doormatdream
| 2006-06-05 00:49
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